ダイエットと心の関係とは? うつ病や摂食障害に気をつけよう

ダイエットと心の病気
ダイエットをきっかけに気分が落ち込んだり痩せても満足しなかったり、つらい思いをしてはいませんか?

痩せるために頑張って始めたダイエットは、時にストレスに感じることもあるでしょう。そこで気をつけたいのが、うつ病や摂食障害などの心の病気です。

気をつけたい心の病気を比較しながら、当てはまっていないかチェックしていきましょう。

ダイエットで心の病気になるの?

ダイエットで心の病気になるの?
ダイエットを前向きに頑張っている人でも心の病気になるのでしょうか?

答えは、ダイエット中はうつ病や摂食障害など心の病気を発症しやすくなります。

なぜならば、無理なダイエットによって女性ホルモンのバランスが崩れて、ストレスも溜まりやすくなるからです。

ストレスが溜まるだけでなく、「痩せたい」思いや考えが強すぎてしまうと、摂食障害や強迫性障害などの病気を発症する可能性もあります。

もしかしたら、溜まったストレスがうまく発散できずに、反動で無謀なダイエットを続けてしまっているのかもしれません。

特に若い年代であれば、ストレスのコントロールができずに、無理なダイエットを続けてしまうのです。

心の病気を発症したら、身体の病気と同じくきちんと治療しなければ、命の危険が伴うでしょう。

入院が必要になれば、約3ヶ月〜半年入院する場合もあります。治すためには数年単位で治療を続けなければなりません。

だから、ダイエット中は心の病気にならないよう注意しなければならないのです。

心の病気は、少し休んだくらいではすぐに治りません。早く見つけて、早く対処することが重要なポイントになります。

そこで、ダイエットと心の病気との関係や予防策、対処法までを2回にわたってお伝えしていきます。

まずは、ダイエット中に陥りやすい心の病気を比較しながら、当てはまっていないかチェックしていきましょう。

ダイエット中に陥りやすい心の病気とは?

心の病気を比較してみよう
ダイエット中に陥りやすい心の病気の特徴を比較しながら確認していきましょう。

うつ病に注意

  • キレ子
    キレ子

    ダイエットでうつ病になったらどうしよう。治るのかな?

  • ナース
    ナース

    うつ病は必ず良くなる病気ですので安心してください。しかし、うつ状態から抜け出すためには少し時間がかかります。できれば、うつ病にならないよう予防するのが重要なポイントになります。

ダイエット中はうつ病になりやすいと言われています。

なぜならば、ダイエットによって女性ホルモンのバランスが崩れるためです。

ダイエット中は、食事制限などでストレスも過剰になっているでしょう。

女性ホルモンのバランスが乱れて、ストレスが過剰になると脳のセロトニンが減少します。

セロトニンの減少はうつ病の原因と考えられています。だから、ダイエット中はうつ病に注意しなければなりません。

ダイエット中、少しの気分の落ち込みであれば、誰もが経験するでしょう。

そんな時は、飲み会に行ったり、美味しいものを食べたり、好きなだけ寝たりすれば気持ちを切り替えて、また頑張れますよね。

ところが、うつ病の場合は、ちょっとやそっと休んだくらいではなかなか気分が良くなりません。

うつ病になると、抑うつ状態が長期間改善しなくなります。身体と心は表裏一体であるからこそ、そう簡単には抑うつ状態から抜け出せないのです。

抑うつ状態では、心がモヤモヤして身体もどんより重くなります。朝方が最もひどく夕方にかけて少しずつ良くなってきます。

朝なかなか起きれなくなり、周囲からは「怠けてる」と言われることもあるでしょう。

そんなことを言われてしまえば、さらに落ち込んで自分を責め始めてしまいます。

ダイエットとうつ病の関係についての詳しい記事は次のページを参考にしてください。

ダイエットとうつの関係とは? 心の不調に注意

摂食障害に注意

  • キレ子
    キレ子

    摂食障害ってどんな病気なの? わかりやすく教えて!

  • ナース
    ナース

    摂食障害には、拒食症と過食症があります。拒食症の場合、極端に体重が減ってしまい、寝たきりになる場合もあるので注意が必要です。

ダイエットと心の病気で特に注意したいのが、摂食障害になります。

なぜならば、摂食障害は痩せすぎたり、太りすぎたりするため、命に関わる危険性があるからです。

また、ダイエットをきっかけに摂食障害を発症する人もいます。

好きな人に「太っている」と言われたことがきっかけでダイエットを始めてみたものの、思うように効果が現れなかったり、無理をしすぎてしまったり、ストレスに対処できなくなってきます。

すると、ストレスの対処が上手くいかず、食べなくなったり、食べすぎてしまったり、食に対して異常な行動を示すようになるのです。

摂食障害には、拒食症過食症があります。

  • 拒食症…周りから見ればダイエットをする必要性を感じないのに、「太っているから」と食事をほとんどとらなくなってしまう状態になります。
  • 過食症…「ダメだ」と分かっていても、一旦食べ始めると止まらなくなります。食べ過ぎを後悔して、吐き戻すこともあります。

摂食障害の場合、本人が病気に気づいていないことがあります。

「ダイエットをして痩せた」「痩せて褒められた」という体験から、痩せたいと思いがより強くなってダイエットにのめり込むこともあるでしょう。

周りが説得しても、「まだ痩せられる」「もっと痩せたい」という思いが強く、ダイエットを止めることができなくなります。

拒食症と過食症を合わせて発症している場合も多く、さまざまなストレスが関係していると考えられています。

摂食障害を治すには、本人をサポートする家族の存在が重要なポイントになります。

パニック障害に注意

  • キレ子
    キレ子

    ダイエットとパニック障害はどんな関係があるの?

  • ナース
    ナース

    パニック障害は。若い年代が発症しやすい病気のひとつです。ダイエットでストレスが過剰になると、電車に乗る時や仕事中に突然、不安発作が起こることがあります。

パニック障害は、過呼吸や手の震えなどのパニック発作が特徴的な症状です。

同じような苦しい発作が起きるのではないかと予期不安が起こり、発作が起きたときと似たような環境を避けるようになります。

脳の神経伝達系に異常が生じる共通点があるため、うつ病とパニック障害を併発する人も少なくありません。

抑うつ状態になっても、不安による発作が頻繁に起こるようであれば、パニック障害の可能性が高くなります。

強迫性障害に注意

  • キレ子
    キレ子

    強迫性障害ってあまり聞きなれない病気だね。

  • ナース
    ナース

    強迫性障害は、何かをしなければならない強迫観念に襲われて、とてもつらい症状のある病気です。

強迫性障害とは、不安障害のひとつで、強迫観念と強迫行為が特徴です。

ダイエットをしなければ、落ち着かなくなってしまうなどの強迫観念に襲われます。

ダイエットをしなくても良いことはわかっていても、なかなかやめられないのです。(脅迫行動)

周りがいくら説得しても、強迫観念を取り除くことができません。やめたいと思っても、なかなか行動をやめることができなくなるのが特徴です。

強迫観念の不安があるときは、せかせかしたように落ち着かなくなります。落ち着かなくてそわそわした感じはうつ病とよく似ていますね。

強迫性障害も、まずは心の緊張状態を少しずつほぐしていきます。他の心の病気と同じく、症状を落ち着かせるためには、家族のサポートが必要になります。

症状をチェックしてみよう

心の病気をチェック
ダイエット中に起こりやすい心の病気を知ったところで、次は当てはまっていないかチェックしてみましょう。

病気によって症状が重なる部分もあり、1つの病気だけでなく複数の病気を発症している場合もあります。

当てはまる症状があれば、話を聞いてもらうだけでも良いので、病院に相談してみましょう。

うつ病の症状をチェック

始めにうつ病のチェックから始めてみましょう。

  • 身体が疲れやすく、だるい
  • テレビなど騒音がきになる
  • 気分が沈んだり重くなったりする
  • 特に朝がだるい
  • 集中できない
  • 首や肩がこる
  • 頭痛がある
  • 眠れないもしくは、ぐっすり寝れた感じがしない
  • テレビなどを見ていても楽しくない
  • ご飯が美味しく感じれない
  • 息が詰まって苦しい感じがする
  • 仕事の効率が悪くなった
  • 人生がつまらない、嫌になる

ナース

ナース

うつ病の場合、肩こりや頭痛、食欲不振、不眠などの身体の症状から現れることがありますので注意が必要です。

摂食障害の症状をチェック

次に摂食障害の症状をチェックしていきましょう。

  • 食事の時、嫌な気持ちになる
  • 子どもの頃に戻りたいと思う
  • むしゃくしゃすると食べてしまう
  • 詰め込むようにして食べる
  • もっと若かったらと思う
  • ダイエットや体重のことを常に考える
  • 痩せたい気持ちでいっぱいになる
  • 自分の太ももやお尻が嫌い

ナース

ナース

摂食障害の場合、拒食症か過食症のどちらか、もしくは両方を合わせて発症する場合もあります。食べるのが純粋に楽しめなくなるつらい症状があります。

パニック障害の症状をチェック

次は、パニック障害の症状をチェックしてみましょう。

  • 動悸や息苦しさを感じる
  • 過呼吸や息切れを起こす
  • 手足が痺れる
  • 発汗がある
  • 気持ち悪くなる
  • 窒息感がある
  • 自分が自分でない感覚がある
  • めまいやふらつく感じがある
  • 発作がまた起こるのではないかと不安になる

ナース

ナース

パニック障害の場合、不安発作が起こった場所やシチュエーションを避ける(広場恐怖)ようになります。

強迫性障害の症状をチェック

最後に強迫性障害のチェックをしてみましょう。

  • 頭の中に不快な考えがある
  • 考えを取り除こうとしてもできない
  • 同じ動作を繰り返し行うことがやめられない
  • ダイエットのことばかり調べてしまう
  • 体重計に何度も乗ってしまう

ナース

ナース

強迫性障害は、とにかく特定の行動をやめられなくなります。ダイエットがきっかけであれば、毎日何度もダイエットのことを調べて、体重計に乗らないと気が済まないなどの症状があります。

身体と心のサインに気づいてあげよう

自分を振り返ってみよう
ダイエット中は、無理な方法を続けていると心の病気を発症するかもしれません。

ダイエットの方法だけでなく、きっかけになる出来事が影響している場合もあります。

もしかしたら、自分の身体や心がSOSのサインを発しているかもしれません。

心の病気は、早く見つけてあげることが早く治るために重要なポイントになります。

まずは、自分を振り返って、改めて向き合ってみてはいかがでしょうか。

次は、うつ病をメインとした予防策や対処法をお伝えしていきますので、合わせて参考にしてみてください。

ダイエットで心の病気にならないためには? 予防策から対処法まで解説

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