下剤ダイエットには要注意! 正しい使い方でお通じスッキリを目指そう

下剤ダイエットはキケン
下剤を使ったダイエットは、お通じがスッキリ改善して痩せる気がしますよね。

確かに効果が早く現れやすいかもしれませんが、下剤を誤った方法で使用すると身体にキケンです。

正しい下剤の使い方を知って、まずは腸を元気にすることから始めてみましょう。

下剤ダイエットの効果の裏側には?

下剤ダイエットの裏側には
下剤でダイエットは成功するのでしょうか?

まず結論を述べますと、お通じがスッキリ出れば確かに体重は減るかもしれません。しかし、誤った使用法では身体にキケンを伴う恐れがあるでしょう。

下剤を使ったダイエットで得られる効果には、次のような特徴があります。

  • 便秘が改善して体重が減る
  • 腸内環境が良くなって代謝がアップする

下剤を上手に使えれば、上記のような良い効果が得られるでしょう。

きちんと用法用量守ってお使いいただけるのであれば、お通じがスッキリして身体の代謝も上がります。

しかし、誤って下剤を飲みすぎてしまうと腹痛下痢が起こり、脱水症状を引き起こすかもしれません。

大切なのは、下剤で体重を減らすのではなく便秘を改善して代謝を上げることです。

下剤ダイエットの裏側に潜んでいる危険性を知って、便秘を改善する正しい対処法について一緒に学んでいきましょう。

下剤ダイエットがキケンな理由

下剤ダイエットがキケンな理由
下剤ダイエットがキケンな理由は3つあります。

薬を使うので、必ず副作用が存在します。効果が現れすぎてしまっても悪影響です。

下剤が身体に与える影響から紐解いて、キケンな理由を探っていきましょう。

使いすぎで腹痛や吐き気がするから

下剤の種類によっては、お通じを柔らかくするだけでなく、腸を刺激するものもあります。

腸を刺激しすぎると、腹痛が起こる場合があります。

さらに、副作用で吐き気を感じることもあるでしょう。

腸は自律神経によって働きを調節しているため、下剤によって自律神経が乱れれば、身体の不調が起こります。

使いすぎれば、身体を正常に保つことが難しくなり、腹痛や吐き気だけでなくめまいを感じることもあるでしょう。

お通じがゆるくなりすぎるから

下剤の効果が現れないために使いすぎてしまうと、下痢になる恐れがあります。

「便秘で身体の不要物が体内に残るよりは、下痢の方が良いのでは?」と思うかもしれませんが、そうではありません。

下痢になると、食べた栄養がうまく吸収されなくなって身体の代謝が落ちます。

トイレに行く回数も増えて、水分補給を怠りがちです。すると脱水状態になるかもしれません。

脱水になるキケンがあるから

下剤を使いすぎて、下痢を起こすと身体の水分が過剰に排出されてしまいます。

脱水症状には次のような特徴があります。

  • 喉が乾く、皮膚が乾燥する
  • めまいやふらつきを感じる
  • 手がしびれたり、力が入りにくくなる
  • 意識を失う

下剤を使いすぎてひどい下痢になれば、簡単に脱水状態になるでしょう。脱水状態では、命のキケンも伴うため注意が必要です。

見た目が老けた印象になるから

脱水を起こすほどになってしまっては、本末転倒ですが、少しの下痢でも見た目に変化が現れます。

注意したいのが、肌の調子を整えるビタミンなどが下痢によって吸収されずに排出されてしまうことです。

ビタミンCは、コラーゲンの合成に関わっていて、肌のハリが生まれます。

肌のハリが失われれば、シワが増えて老けた印象になるでしょう。痩せて美しくなるはずなのに、見た目が老けてしまっては悲しいですよね。

下剤を使う前に試したいことまとめ

下剤ダイエットをする前に
下剤ダイエットをする前に、薬を使わなくても便秘を改善する方法がいくつかあります。

腸内環境がきちんと整えば、便秘が改善されるだけでなく、代謝がアップします。

全身の血行が良くなれば、肌の調子も整うでしょう。生きいきとした表情も生まれて笑顔に自信を持てるようになるかもしれません。

つまり、下剤で不健康に痩せるよりは、腸内環境を良くして健康的に痩せた方が良いということです。

生活習慣を変えても、便秘が改善しないようであれば下剤を使うことを検討しても良いでしょう。正しい下剤の使い方は、後ほど紹介しますね。

まずは、誤って下剤を使いすぎて体調を崩す前に、今からできる対処法を試してみましょう。

水分補給

便秘の原因のひとつに、お通じが硬くうまく排出されないことが考えられます。

腸の動きが弱まって、お通じが運ばれなくなると、水分ばかり失われてカチカチのお通じになってしまうのです。

硬いお通じはなかなか頑固で動いてくれませんので、水分を多く取り入れることで柔らかく排出しやすいお通じに変えてあげることが重要です。

水分補給する目安は、約1ℓと覚えておくと良いでしょう。

しかし、ダイエット中は食事制限などで食事からの水分摂取量が少なくなる恐れがあるため、約1.5ℓであれば、十分に水分補給ができます。

いつもよりも多めに水分補給を心がけるようにしてみてください。

食物繊維が豊富な食事

柔らかいお通じにするためには、水分補給と一緒に食物繊維を摂取することが望ましいです。

食物繊維は、2種類あります。

  • 水溶性食物繊維
  • 不溶性食物繊維
  • キレ子
    キレ子

    水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は何が違うの?

  • ナース
    ナース

    水溶性食物繊維は、水に溶けやすい性質があります。お通じに水分を取り込みやすくするため、柔らかくなり、排便がスムーズになるのが特徴です。不溶性食物繊維は、水に溶けにくい性質があります。お通じのカサを増すため、腸が刺激されて排便が起こる仕組みです。

ここで注意したいのが、お通じが硬くて便秘になっている場合に、不溶性食物繊維を取り過ぎてしまうとかえって便秘を悪化させてしまうことがあります。

お通じが硬くなっているかどうかは、自己判断は難しいでしょう。

なので、できれば水溶性食物繊維を摂取するように心がければ、悪化を防ぐことができるのではないかと思います。

水溶性食物繊維を豊富に含む食材の例をあげておきますので、確認してみてくださいね。

果物

  • キウイフルーツ
  • りんご
  • いちご
  • もも

など

柔らかい野菜

  • ほうれん草
  • かぼちゃ
  • 人参
  • 大根
  • 玉ねぎ

など

芋類

  • じゃがいも
  • さつまいも
  • さといも

など

腸のマッサージ

水分補給や水溶性食物繊維の摂取で、お通じが柔らかくなった後は、腸の動きを良くするマッサージをしましょう。

のの字を書いたように、腸は位置しています。お腹をなでるようにのの字にマッサージすると、腸が刺激され腸蠕動(ちょうぜんどう)が起こりやすくなるでしょう。

腸蠕動とは?

腸蠕動とは、「口から食べた時に起こる腸の筋肉による動き」のことをいいます。縮んだり、緩んだりして、お通じを運んでいきます。

腸のマッサージについての詳しい内容は次の記事を参考にしてみてくださいね。

腸活でいらないものをデトックス! むくみや便秘を改善して痩せよう

適度な運動

お腹のマッサージをしても便秘が改善しない時は、運動をすると良いでしょう。

運動をすることで、腸が刺激されるだけでなく、身体が温まって腸が働きやすくなります

散歩ウォーキングがおすすめですが、時間がない時などは、寝る前に腹筋トレーニングだけでもすると良いです。

寝る前に布団に寝転がって、おへそを見るように頭を起こします。お腹に力を入れるようトレーニングをすれば、腸が刺激されて便秘が改善されるでしょう。

腹筋トレーニングをすれば、お腹周りの筋肉も引き締まりますので、試してみてください。

下剤を使っても良い時は?

下剤を使っても良い時
生活習慣を変えてお通じが出やすくなるよう工夫してみたけれども、頑固な便秘が治らない時もありますね。

そこで、下剤を使いすぎて失敗しないために、下剤を使用しても良い時について、3つポイントを紹介していきます。

何をしても便秘が改善しない時

食生活を変えたり、生活習慣を見直したり、できる工夫を試みたけれども改善しない時は下剤の力を借りても良いでしょう。

便秘を放っておくとイレウスになる恐れがあるため注意が必要です。

イレウスとは、腸の内容物がうまく運ばれなくなり、止まってしまう状態のことをいいます。

普段使い慣れている下剤があれば、ドラッグストアで購入できるものでも良いですが、できれば処方されたものの方が安心です。

医師から処方された時

どうしても頑固な便秘が改善しない時は、消化器内科や内科を受診して下剤を処方してもらいましょう。

下剤には、

  • お通じを柔らかくするもの
  • 腸を刺激して蠕動運動を良くするもの
  • 小腸の働きを良くするもの

などさまざまな種類がありますので、あなたの症状にあった下剤を処方してもらえます。

医師の判断によって下剤を処方された時であれば、安心して使用して良いでしょう。

ただし、1日に使って良いタイミングがあると思いますので必ず守るようにしてください。

下剤の力を借りたけれども、お通じがスッキリ出れば、健康的に痩せることができます。

用法用量をきちんと守れる時

下剤を使って良い時は、用法用量をきちんと守れる場合です。

痩せたいために、下剤をたくさん飲み過ぎてしまって体調を崩すのはあまり良くありません。

健康的に痩せるために、適切な量の下剤で便秘を改善するのであれば、問題ないでしょう。

正しい用法用量については、薬剤師から説明を受けられますし、市販のものであれば説明書やパッケージに記載されています。

下剤を正しい量飲んでも改善しないようであれば、自己判断で量を増やすのではなく、必ず受診してあなたにあった下剤を処方してもらうようにしてくださいね。

健康に腸活をして痩せよう

健康的な腸活でダイエット
下剤ダイエットには、多くのキケンが潜んでいます。

健康的に痩せるには、便秘を正しい方法で改善することが望ましいでしょう。

食生活を変えるなど工夫しても、便秘が改善しなければ下剤を処方してもらうのも1つの方法です。

いらないものはスッキリ出す腸活で、健康的に痩せましょう。

理想をカタチにするダイエットサイト